アートエデュケーションユニット Sailor

 
東大・藝大・阪大の学生によるアートエデュケーションユニット。芸術、教育、心理を学ぶ学生が集い、芸術教育プログラムを開発しています。
わたしたちの目的は、芸術の鑑賞・制作体験を通し「自分で自分の舵をとる」ことのできるひとを増やすこと。
自らの感覚や考えをみつめ、他者に学び、表現する過程で、「正解」ではなく「私的な解」に自信を持てるようにすることを目指します。
 

「私的な解」への私たちの想い

たくさんの「正解」にあふれている世の中で、ひとは無意識に「正解」を求めてしまいます。
「わからない」ことが怖くなり、ひとと違うことが怖くなります。
しかし、本来的に世界はわからないことだらけで、ひととひとは違うものです。
「正解」の追求とは別に、「私的な解」をつくることもまた必要だとわたしたちは考えます。
常識や点数など、社会の尺度を知り、理解することは必要ですが、自らの中にしかないものを知ることではじめて、そうした社会に関する知恵が生きるのではないでしょうか。
自らを見つめ、自分の感覚や考えを信じ、自分自身で解をつくっていけるようになれば、見晴らしの良くない世界でも進んでいくことができるとSailorは信じています。
 

アートの持つ力

私たちは、アートを他者と対話しながら鑑賞すること(対話型鑑賞)によって、他者と自己の考え方の違いを肯定的に捉えられるようになること・新たな自己発見につながることに着目しました。
アートを鑑賞することは、わからないことに邂逅し、自らを省みるプロセスであり、アートを制作することは、自分の解を作り出す営みです。
さらにアートを他者と鑑賞すれば、感じ方の多様性に気づき、正解などないのだと改めて感じさせられます。
 

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sailor.artedu@gmail.com
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